チャンピックスの副作用

チャンピックス(バレニクリン)
この記事は約3分で読めます。

チャンピックスで最も多い副作用は消化器系の症状

チャンピックスで最も多い副作用は、消化器系の症状です。

チャンピックスの副作用モニターでは2010年までに報告された24件中20件が消化器系症状です。消化器系症状の中でも「嘔吐」が最も発現頻度が高くなっています

吐き気は、飲み初めの1週間から2週間で見られるケースが多いです。初回服用時の嘔吐は、服薬指導にも含まれているので、気持ち悪いと思ってもそれほど気にすることはないでしょう。

嘔吐の症状が重い場合は薬の用量を減らして服用することもできます。また、必要であれば吐き気止めと併用しても問題ありません。いずれにしても、医師にその旨を伝えて、服用しましょう。

実際に服薬が中止されるケースはごく僅かです。多くの方が服用量を減らしたり、吐き気止めの併用で対処しています。また、症状を抑えるために「食後にコップ1杯(200ml程)の水またはぬるま湯で服用する」のが良いです。これは、チャンピックスの基本的な服用方法なので、きちんと守りましょう。

消化器系の症状でいうと、嘔吐の他には胸やけ、胃痛、お腹の張り、腹痛、下痢、便秘なども見られます。いずれの症状も発現頻度は多くありません。しかし、あまりに副作用が重いようであれば、医師に相談したほうが良いでしょう。

チャンピックスの副作用で血圧に影響を与える

チャンピックスの主な副作用は消化器系・精神障害・神経系障害とされています。しかし、循環器系に症状が見られることもあります。例えば動悸、不整脈、狭心症などです。

チャンピックスにはニコチンが含まれていないので、循環器系疾患を抱えている人でも服用できます。しかし、絶対に安心というわけではありません。特に、血圧に関する薬(プロプラノロールやワルファリンなど)を服用している場合は、チャンピックスの血中濃度を高めてしまう可能性があるのです。

また、副作用の一つに、神経系障害があります。神経系の副作用の関係で、稀に起立性低血圧(立ちくらみ)を感じる人もいるのです。

タバコが原因で高血圧になるというデータは出ていません。しかし、ニコチンは、交感神経系を刺激するため、一時的に血圧が上昇して脈拍が増やします。

血圧が110あたりの人が一服することで130以上に上がり、心拍数も60回から約80回まで増えのです。一時的とはいえ、24時間喫煙している人は、必然的に血圧が高い状態が続くと言えるでしょう。

その関係で言えば、チャンピックスを服用することで、血圧が正常値に戻るのが一般的です。

ニコチン離脱症状はチャンピックスの副作用ではない

ニコチン離脱症状は、チャンピックスの副作用ではありません。

ニコチン離脱症状とは、いわゆる「ニコチン切れ」と言われている状態です。ニコチン離脱症状になると、イライラや落ちつかないなどの禁断症状が出ます。他にも寝つきが悪く眠っても途中で起きてしまい、不眠に陥るのです。また、食欲が増して太った、集中力が低下するなどもあげられます。タバコを止められない人は、この離脱症状に負けてしまうのです。

人間の脳には、ニコチンを取り入れると快感を生じる受容体があります。ニコチンが脳のニコチン受容体に結合すると、ドーパミン(快感物質)が放出されて、その快感の虜になってしまうんですね。

ニコチンが切れると、イライラなどのニコチン離脱症状が出ます。で、そのイライラを解消するためにまたタバコを吸ってしまう、と。このループがニコチン依存症です。

まさしく今の僕ですね…。

ニコチン離脱症状は、禁煙治療をするにあたって避けては通れないもので、禁煙治療を行っているからこそ出る症状と考えましょう

しかし、チャンピックスはニコチン離脱症状が出にくい薬と言われています。
チャンピックスの含有成分はニコチン受容体に作用するため、離脱症状や喫煙欲を抑えます。また、タバコをまずいと感じるようにもなるので、自然と吸いたくなくなるのです。

タイトルとURLをコピーしました